望遠鏡(ぼうえんきょう)

★中央
  架台:西村製作所 AT-100 (TOMITA改)
  光学系:西村製作所 300mm F6.0
       (300mmニュートン式反射) (TOMITA改)

★右奥
  架台:高橋製作所 JP
  光学系:Celestron C11
        (280mmシュミットカセグレン反射)

 この架台への副鏡の取り付けは,TOMITAオリジナルのX-Y架台(下)を使っています。X,Y方向に10〜15度ほど振ることができる上,バネやタンジェントスクリューを使っておらず,両側からネジでダイレクトに固定するタイプなので,非常に強力な固定力があります。私は,「中」と「大」2機を使っていますが,大変気に入っています。



古いエンブレムもピカピカに再生しました!


 この30cm望遠鏡は,製造は1988年で,10数年間福岡県のA氏のもとで活躍していたものです。2006年に譲り受けた後,TOMITAで完全リニューアルしてもらい,現在に至っています。(オーバーホール前の画像はこちら

 この西村製作所の赤道儀架台AT-100 は,赤経体が北極側に長くつきだしたタイプで,子午線を超えて追尾する場合,鏡筒が架台に干渉しにくく,好都合です。 

 もともと,25cm反射クラスを想定した架台だそうですが,30cmF6を十分支えています。

 撮影は下の写真のように,冷却CCDカメラ(SBIG ST-8E)をこのように望遠鏡に接続して行います。


 西村の30cmが導入されるまでは,高橋製作所JP+セレストロンC11(28cmシュミットカセグレン)がメインの機器としてがんばってくれました。ニュートン反射の中心像のシャープさにはかないませんが,この“シュミカセ”も光軸を十分に調整してやると,なかなかの解像度を見せてくれます(この望遠鏡で撮影した月をご覧ください!)。
 また,短縮光学系を用いての星雲・星団の撮像にも力を発揮してくれました!


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