自 己 紹 介
 じ    こ   しょう  かい

私と星

 「あれが,フランシーヌの星かもね!」幼い姉弟3人で夏の夜,古い市営住宅の縁側で,室内のモノクロテレビから流れてくる新谷のり子さんの「フランシーヌの場合」をBGMに,天の川のかかる(昭和40年代半ば長崎市内の夜空はきれいだった!!)満天の星空を仰いだとき,明るい流れ星が流れていった…4,5才ころのそんな記憶が,私の最も古い「星の思い出」です。
 “フランシーヌの星”の頃は,流れ星が一体何なのかなど,もちろん分かりませんでした。その後,本格的に「天体」にひきこまれていったのは,小学校4年生の時,姉が学校で買ってきた学研の「ポケット観察図鑑3天体と気象」がきっかけでした。それまで見たこともないほど美しい星雲や星団の写真に魅了され,「自分自身の目で見てみたい!」そう思い,両親に天体望遠鏡をねだりましたが,かなうはずもありません。そんな時,伯父がゆずってくれたのが「ミザール天体望遠鏡」と書かれた細長い大きな箱でした。レンズの欠けた口径6cmの屈折経緯台の望遠鏡でしたが,私とさまざまな星との出会いの橋渡し役として,活躍してくれました。
 それ以来,私と星とのつきあいは現在まで続いています。(星と出会わなかったら,私の人生は,どのように変わっていたでしょうか!?)


 17年間の小学校教員のあと,長崎市科学館勤務を経て,現在は大学で学生たちと,理科教育,幼児の自然とのかかわりについて考えています。

 星の「研究」的なことは何もしていませんが,「きれいな星をこの手にとどめたい」という思いで星の映像を撮っています。
 このホームページをきっかけに,多くの方々と,星について語り合いたいと願っています。ご意見・ご感想等をいただければ幸いです☆

E-mail : kuro8chi@yahoo.co.jp  (@を半角英数でうちなおしてください)


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